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MIDSUMMER / 
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※2008年8月リリース。
 
約10年のキャリアにしてデビュー・アルバムという本作。
 
もっと早くリリースしていればジミー・イート・ワールドやコープランドやエリオットなどの所謂“美エモ”なバンドと共に日本でも支持されていたのではないかと思います。
 
ん~残念。
 
とはいえ10年という時間がこのデビュー・アルバムに深みを与えたとも思えます。
 
ファルセットをうまく使いこなした歌声は上にも書いたエリオットやコープランド、さらにはニュー・エンド・オリジナル、ホーム・シック・フォー・スペース、レディオヘッドが好きな方にもたまらないはず。
 
楽曲も10年溜め込んだだけあって様々。ポストロック/マスロックな捻りや、アップルシード・キャストやグロリア・レコードを彷彿させるような90年代エモの絶妙さ、蒼々しい正統派UKバンドのようなポップさ、シューゲイズなギターやシリアスなスロー・バラードまであります。
 
しかもこれ2枚組でして。
DISC②では彼らの武器ともいえる歌声を封印し、インスト・トラックで構成。
 
これまた素敵なわけです。
 
しっとり聴かせてくれちゃうわけです。
 
どちらの彼らも良いのだけれど、個人的にはDISC①のM②が断トツでグッときました。
 
蒼々しく煌めくメロディが(誤解を恐れずに言うと)とびきりキャッチーで本当に名曲!
 
次は10年以内に出してくださいまし。

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※これはLOWCORE RECORDS店主が4/18レコード・ストア・デイにライヴ・イベントを企画し、そのイベント当日に来てくれた方達に配布するために作られた、出演したバンドの曲を1曲づつ収録した記念すべき手作り感満載かっこいいぜバカヤローなDIYコンピです。
 
 
 
いつかこういう近い存在のCDレビューを書いてみたかった。
 
 
とても身近で鳴っている音楽のことを言葉にしてみたかった。
 
 
 
2009/4/18レコード・ストア・デイ。
 
 
記念すべき日。
 
 
世界中でいろんな始まりがあったんでしょう?
 
 
このCDを聴くとそれが“あった”んじゃないかって思う。
 
 
そう思うんだからそれでいいじゃんて思う。
 
 
きっと世界中がそんな夜だったって…
 
 
 
世界の片隅で鳴り響く繋がり。
 
 
宇都宮の静まりかえった夜にもなにかが始まりそうなそんな気がしたのは僕だけ?
 
 
叫ぼうが喚こうが静まりかえっていた夜に…
 
 
なにかが始まったんじゃないかな?
 
 
ちょっとだけ。
 
 
 
①KOBAYASHI HIROYUKI(from UTSUNOMIYA) / USB 2.5
 
耳からしつくこく離れないシンプルなギターリフがループする。
 
不穏な空気。
 
タイトなリズムで目を覚まし。
 
さらにリフを追加。
 
重なり合う音をタイトなリズムがぎゅっとひとつにして。
 
心拍数が上がる。
 
コントロールされるままにその音に身をまかせて。
 
不穏な空気も。
 
硬派なサウンドも。
 
自由にマスロックしながら
 
僕の心拍数は上がる。
 
②SHENQOO(from UTSUNOMIYA) / すける団
 
これは
 
ロマンチック?
 
メルヘンチック?
 
ノスタルジック?
 
不思議な懐かしさ。
 
それは青春とかそういう懐かしさじゃなくてもっともっと昔。
 
小さな頃描いていたような世界?
 
記憶の奥の方にあった音。
 
煌めくシンセとその中に消え入りそうなはかない歌声が夢心地なひとときと曖昧な記憶を繋ぐ。。
 
③HELLO HAWK(from TOKYO) / さかなは鈍感
 
“エモ”って音楽が大好きなんで。
 
いつも嫌いにさせないでって思う。
 
誰のせいでもないから余計に思う。
 
でも。
 
この真っ直ぐな音。
 
この音をまだ“エモ”って呼んでもいいのなら。
 
好きに決まってるぜって胸を張って言ってしまおう。
 
言葉なんて、呼び方なんてどうでもいいことだけど。
 
どうでもいいことにこだわってやろう。
 
それくらい染みた。
 
それくらい。
 
セプテンバー…
 
染みた。
 
④PERMA(from UTSUNOMIYA) / Daft Rock,,Soft Punk
 
眩しい。
 
すげぇ眩しい。
 
たまらなく眩しい。
 
こんなに眩しいのに。
 
元気をたくさんもらえるのに
 
後味には感動さえ残る。
 
爆裂ポップなのに超絶ポストロック?
 
超天然パーマなのに無理矢理ストパー?
 
それとも猫毛なのに無理矢理パーマ?
 
そのパーマ頭が胸に絡んでほどけない…。
 
⑤THE CAVITY(from NAGOYA) / においと光
 
自分の尊敬しているバンドの中にスーパー・チャンクってバンドがいます。
 
粗削りでずっと蒼いままで胸をキュンとさせる力を持った素敵なバンド。
 
ずっと少年であり。
 
大人より大人なバンド。
 
このTHE CAVITYからそれとすごく似たオーラを感じて。
 
でもそれは全然やらしいものではなく。
 
とっても清々しいオーラ。
 
やろうと思ってもできないこと。
 
鳴らそうと思っても鳴らせない音。
 
⑥ITOI(from ASHIKAGA) / VISION
 
優しく流麗なメロディにどこまでも流されて。
 
目の前の景色は彩られて。
 
蕾だった花がゆっくりと開いて。
 
油絵みたいな空が広がって。
 
それは濁った色がない鮮やかな景色。
 
 
 
※最後に。
 
レコード・ストア・デイ、バンザイ!
 
LOWCORE RECORDSバンザイ!
 
 
      LOWCORE RECORDS営業部長

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 『こんな値段でいいのか…?の巻』
 
今日は近くのブック○フの¥500コーナーと¥250コーナーに宝探し(救済活動?)へ。 
 
いやぁ、やはり埋もれてましたね、いろいろと。
 
エリオットの1st、3rdとか、アヴァランチーズとか、ジャイガンターにSNFU、ノイズ・アディクション(ベン・リーが昔やっていたパンク?・バンド)とか…
 
¥250~¥500で買えてしまうんですからね…
 
ありがたいやら悲しいやら複雑ですな。
 
で、結局購入したのがこちらの3枚。
 
VELOUR 100 / OF COLOR BRIGHT
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FEAR OF POP VOLUME1 20090307031522.jpg






GAMEFACE / THREE TO GET READY
 
20090307031146.jpg



 
 
上からご紹介しますとVELOUR 100は97年にTOOTH & NAILからリリースされたアルバムです。
ジャケの雰囲気が4ADから出てそうな感じだなぁと思ったら、音も4ADっぽさ漂っちゃってます。
こんなんがTOOTH & NAILから!?って衝撃!
浮遊感と透明感のある女性ボーカルがフワフワと心地良く、ちょっぴり切ないです。
LUSHやSLOWDIVEが好きな方はたまらなくズッキュンきちゃうと思います。
JEJUNEが好きな方もズッキュンな曲もありますね。
 
2枚目はFEAR OF POP。
バンド名は不明ですが、実はこれベン・フォールズが作ったアルバムです。
なんのためにこのアルバムを作ったのかまではわかりませんけど、内容はバラバラとやりたいことやってる感じがしますねぇ。
ピアノを全面に押し出すこともなく、ベンはボーカルもやってません。
とはいえ、随所でやはり彼らしいなぁと感じられるし、なにより奇跡的な名曲も何曲かあるので、ファンの方には是非ともチェックして欲しい一品。
 
3枚目はGAMEFACE。
こちらは95年にDR.STRANGEからリリースされたアルバム。
今となってはパンク好きな方でも「DR.STRANGE?知りません」て感じですが、本当にいいバンドだらけだったんですよ。
THE BOLLWEEVILS、MAN DINGO、RHYTHM COLLISION、SINKHOLE、SCHLEPROCK、ZOINKS!などなど、メロディック・パンクが好きな
方は是非チェックしてみて下さい。今聴いてもカッコイイバンドばかりです。
で、このGAMEFACEです。エモ前夜を盛り上げた重要なバンドと言っていいでしょう。このアルバムはまだメロディック色強めですが彼らの“エモさ”はボーカルです(断言しちゃいます)。このボーカルさえあれば無敵なんですよ。
グッと熱いもんが込み上げてくるゼェ。
 
 
 
というわけで、3枚でトータル¥1250!
 
いいんすか?
 
い~~~んです!!!
 

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