夜勤始めました！⑦

4/9,10,11

ファクトリー。
部品が足りないそうで、またまた3連休。

やすむと身体が一気におもくなっちゃいますよね、そんな身体をさらにおも～くするような


http://www.youtube.com/user/LowcoreRecords?feature=mhw5#p/a/f/0/QGzGWfDMPqs
(PEN HOLD ''micro chip)

な曲を聴いてみたり、


http://www.youtube.com/user/LowcoreRecords?feature=mhw5#p/a/f/0/O_GorDwUax8
（STAR MARKET 'last verse'）


な曲を注入したり、


そして、先日お話していたPLANE MISTAKEN FORSTARSも飲んでみたり！！！！！

以上の3曲は1999年作DEEPELMエモダイアリー3に入っているものです。

今でもヒリヒリして緊張感を感じてしまいます、ということはこれは世にも奇妙な名盤でもあるってわけです！！

なにが奇妙か？

いや、私にもよくわかりませんが、なんだか奇妙なんです。

各ジャンルにひとつお気に入りで誰もが名盤といえるものを聴いているとすると、きっとそれは確実に世界水準レベルの名盤で（似たようなところでネオアコとかシューゲイザーとかのなかにもありますでしょ？）、でもこのエモというジャンル？に関しては世界水準に値する作品はないと思うのです。

これはわずかな期間で忘れ去られるべきホニャララともいえるような気がしています。

インディーレーベルやインディーバンドが自分がやっている音楽への探究心から奇跡的に偶発爆発したものであって国内で言えば、スナッフィースマイル系の音集団、dc北海道激情ハードコア、名古屋スティフスラック暴発、フレンドオブマインのプレイヤーピアノ再発大パニック動員数1000人以上、等のような、信じるか信じないかは貴方次第ですが、そういう個人個人が生み出した、既に飽和状態のなかでさえ生みだすことの可能な一部の地域の音楽家や、そこに関わるレーベル運営者、本当に極わずかな一部分の熱（平熱で37度はある）。

ジャンルというよりは、シーンであり、それを担うものがそれを続けるための作業を遂行しなければいけなかったのだけど、それらのバンドはほとんど一気にやめた、だけどやめただけでなく、また別の動きをしているバンドもあれば、過剰なキャッチコピーに飲み込まれたバンドさえ。

それは2000年から続々とエモかじりのバンドが増え、その中でもヒットする作品のほとんどがエモの良い部分をほんのり少しだけかじった元気なメロコアバンドやメタルメロディックバンド、内向的な音だけを抽出し大幅にそれを露出させ、化粧をプラスアルファさせた、もともとはヴィジアル系のバンドたちが主である。

本来はもっと衝動的でもっともっとエクスぺリメンタルな動きの中で創られた音楽である。

それがたちまち過剰なフライヤーになり、過激な宣伝アプローチによって、生み出された激推しのエモ小僧御用達になり、これを聴いてれば安心だぁ！につながり、そうなるとおそらくそういった人たちの世代のリスナーのなかにもマニアックな根っからの内向音楽オタクがいるわけで、でもそういうリスナーは”エモダイアリー3”と聞いただけで、「なんだかなぁ…」と言って嫌悪するひともすくなくないように思う。

というわけで、私が今更にもエモダイアリー3を名盤とすることに奇妙さを感じているのか？

それは未だに自問自答の日々のなかだ。

自分の好きな街にエモラーメンというラーメン屋があって、そこは新しくできお店で店内の内装から接客、何から何まで新鮮で、そこで食べるラーメンの味は今まで食べたこともないような物凄いうまいラーメンでとんこつでも味噌でもなくてエモ出汁オリジナルだったんだ。

速攻お気に入り登録！！

何年か通った後に、エモ出汁ラーメンが都会の方でも食べれるようになって、全国的にも有名になった。
それでたまたま仕事でエモ出汁の看板がある近くを通りかかったので立ち寄って食べてみた。

だけど、それは単なる看板だけのものにすぎなくて、ラーメンも接客も、すべては内側からこみ上げてくるものではなかったんだ。それでもお客さんはそれをエモ出汁とおもって美味しそうに食べてる。

ぼくはショックをうけたよ。でもそこにショックを受ける人は少数の人たちで、元祖の味を知っている人だけなんだ。

もう元祖の店はもうやめちゃったし、リアルタイムで伝える手段ていうのはない。作品は滞っている。

エモ出汁ラーメンショップとの出会いは本当に衝撃的で、でも、それは僕だけでなくて、そのラーメンに影響を受けた人たちがさらに次のラーメンを実験的に作り出そうとしているのはわかっている。

そしてそういう人たちっていうのは、本当にクリエイティブで物凄く独創的なヴィジョンをもって行動している。

いつかその新しいラーメンが完成されたとき僕や君や彼らが言葉を失い、震え上がるとき、それはいつも小さな町の小さなコミュニティから生まれているものであるとおもう。


そのときが来るとすれば非常に楽しみで仕方がない気分な休日でもある。


4/11（日）

23：00
弟から電話

迎いに来て！

23：20
寝る
23：30
寝る

眠すぎて、迎いにはいけなかった。

ごめんよ～。